ヤマは限りなく下から登ろう
そして、その土地のカルチャーごと、そのヤマを愛そう
by imarin(名言でもなんでもない)
なんて言ってみたところで所詮ノンベエ。ふじさんの次にココロのヤマ(Holy mountain)?な甲斐駒、ようやく黒戸尾根からの登山が実現しました。
imarin単独
11/22: 14:16 甲州街道台ケ原宿 – 道の駅はくしゅう – シャルマンワイン – 16:05 尾白キャンプ場 幕営
11/23: 竹宇駒ヶ岳神社 5:20 – 11:11 七丈小屋 12:30 – 14:45 頂上 14:55 – 16:20 七丈小屋テンバ 幕営
11/24: 七丈小屋テンバ 7:00 – 11:35 竹宇駒ヶ岳神社
黒戸尾根からの甲斐駒、正直体力に自信がないので、スケジュールやテン泊か小屋泊かなど、あれこれ迷っていましたが、某先達の「ヤマはテン泊だろう」の一言で方針決定。まあ、もともと身体が重いから荷物が2-3kg変わってもスピードに大差はないし、途中で歩けなくなってもテント持ってると安心だし・・・(^_^;)
3連休なので前ノリ決定。甲斐駒をつま先からてっぺんまで、味わい尽くすことにしました。
韮崎からバスに乗り、台ケ原下で下車。ここは20号と別れて旧道が残っています。街道ブームなのか、数年前に歩いた時よりこじゃれた店もちらほら。まずは七賢をのぞいてみますが、小ビンがないのでスルー。
七賢。時間のある方は、内部見学をオススメします。
旧街道が20号に抜けると、すぐ道の駅。ここで夜ごはんと、ちいさい七賢を購入。道の駅から数分で、シャルマンワイン。こちらは見学・試飲フリーのパラダイス♪甲斐駒資料館も併設されています。
甲斐駒資料館。資料を閲覧できるのかは不明。
ここから歩くこと小一時間、尾白観光キャンプ場?に到着。人も少なく、なかなかいいところです。川辺では焚火も可能。本日はこちらで幕営。
翌日は、いよいよ黒戸尾根へ。今日中に頂上往復予定なので、早出します。
安全祈願。
登山道は明瞭、キケンな個所もないので、暗くても問題ありません。落ち葉のラッセルでひたすら高度を上げます。
ところどころに信仰の跡が。
黒戸尾根といえば、刃渡り。ここからの眺めはサイコー。
五合目付近の祠。
ここからハシゴ、クサリが多くなります。
変化に富んだ尾根は飽きることなく、あっという間に七丈小屋へ。
こちらでテント設営、おひるごはん、ついでに気持ち良くてうたた寝してから頂上を目指します。
七丈小屋から上は残雪アリ。とはいえ、登りではアイゼン不要。
写真で見たことのあるココ、実際には足短くて一歩目がムリ~!
誰もいない頂上。満足感に満たされる♪
北岳&間ノ岳。
女王様;仙丈
うっかり4回も登った鳳凰。
御嶽山は煙を吐いています。
この後はアイゼンをつけて下山。(技術がないので、そのほうが早い!)
今日は白州をしっぽりいただく予定でしたが、テンバがあまりにトイレから遠かったので、おとなしく寝たのでした。
24日は7:00下山開始。駒ヶ岳神社到着後、尾白の湯でひとっぷろ浴び、道の駅はくしゅうから路線バスで韮崎へ出て帰りました。
今回は時間に余裕があったので、タクシーは使わない!を全うすることができました。タクシーと山小屋と特急列車を使わなかった分、思う存分、麓を含めた甲斐駒を満喫することができました!
標高差2,200メートルをテントかついで8時間一人で、敬服いたします。
「あらっ」に出てきたのはカケスですね、クールにたくましく見えます。
八ケ岳南面の広大な裾野の北杜市で、夏は草刈にいそしんでいるんです。
そうですか、カケスですか。鳥好きなので、バードウオッチング、始めようかな~♪
天気も最高、まさに山を満喫でしたね~!甲斐駒はほんとに良い山ですね~