前から行こうと思っていた谷川岳の西黒尾根を、ロープウェイが点検で休んでいて人が少なそうな時期を狙って行ってみました。
11月18日(日)
ルート:谷川岳ベースプラザ~西黒尾根登山口~ガレ沢のコル~肩の広場~トマの耳~オキの耳~トマの耳~肩の小屋~熊穴沢避難小屋~田尻尾根分岐~谷川岳ベースプラザ
メンバー:gaku
二週前の上州武尊山に続き、群馬の山第二弾は西黒尾根に行きました。
驚いたのはいつもの前夜泊の時点から他の車が一台もなく、朝起きた時も周りに全く人影がなかったことで、少し不安になりました。
雪の心配もありましたが、いつものように行って帰ってこれるところまで行くことにしました。
樹林帯を抜けると、北側にマチガ沢とその奥に一ノ倉沢が見えます。
日本三大急登というほどのきつさ・長さはないと感じました。
晩秋の静かな雰囲気が心地よかったです。
西黒尾根上部から雪が出てきました。
トマの耳。ここに着くまでに3人の人しか会いませんでした。
稜線の北側は雪と凍結で、慎重に歩く必要があるコンディションでした。
霧氷とオキの耳方向。
オキの耳。
一ノ倉岳方面。
そして想像以上に格好が良かった西方面の稜線。こちらは今後行ってみたいです。
幻想的な風景が広がっていました。
笹原がお茶畑のようです。
結局10人の人にも会わず、静かな山歩きを楽しめました。この時期はおすすめだと思います。
やはり暖かいんですね、以前10月末に行ったときと変わらないカンジ、今年は雪はどうかなあ。田尻尾根、滑ってみたいなあ。(ヘタクソなので谷か川に落ちると思う) ぢつは私も平標からの縦走がまだで、いつか行きたいのですが・・・
面倒でもブログあげていただくと、季節ごとのDBになるので良いですね。
今年は北アルプスは結構降っているようですが、上越方面はまだまだでした。
群馬県境トレイル、延々と歩いてみたいですね。
なんとなく私も本格的な雪山になる前の谷川岳登って見たかったな!
ひとりで行かれたのですね!次はご一緒させてください。
人が少なかったので、この時期は結果としては狙い目だったと思います。
ゆっくりペースで良ければ、一緒に行きましょう。
重なりがいいですね〜
谷川岳は滑る石に難儀しましたが、滑る石はこの季節はどうなのかしら??
そう、西黒尾根上部にある緑っぽい岩がツルツル滑り、ヨーロッパのアルプスにある滑る緑の岩とよく似ていました。あまり日本の他の山にはないですよね。
「緑っぽい岩がツルツル滑り」おそらく「蛇紋岩(じゃもんがん)」、変成岩の一種ですね、模様が蛇に似てるからとか。谷川岳は至仏山、早池峰山と並んで有名です。最近の「ブラタモリ」旭川編(11/26放映)の神居古潭谷に出てきたアレです。崩れ易く、組成が独特で植物相にも反映するようです(ホソバヒナウスユキソウ、ハヤチネウスユキソウなど)。至仏山の山の鼻からの道は一時閉鎖されてました、道が脆く植生破壊が進んだことからと聞いた覚えがあります。
なるほど、蛇紋岩という種類なんですね。初めて聞きました。
やはり詳しい方がいると、勉強になります。
ありがとうございます。