こんにちは。
まだまだ「登山客」のkenです。
この夏の目標であった、槍・穂高縦走、大キレット越えにチャレンジしました。
【8月11日・山の日】
6:30、夜行バスで新穂高温泉入り。ここから、スタート。さすが山の日、混雑している。
初日は、新穂高温泉から、滝谷出会を経て、槍平小屋までの行程だが、11時前に到着。
槍・穂高の展望台という奥丸山に登る手もあったが、
小屋の人から、今日は展望は期待できないよ、と聞いて諦め、
夕食まで、ウイスキーを飲みながら、談話室にあった「岳」を読んで過ごす。
【8月12日】
目指すは槍ヶ岳。
5:20に小屋を出発。ひたすら高度を上げ、9:20、日本最高所の峠である飛騨乗越に到着。
突然、槍の穂先が姿を現す。
テントサイトを過ぎると、あっと言う間に槍ヶ岳山荘前に到着。
時間的にピークは過ぎたはずだけど、
それでも結構な数の人が斜面にへばりついているのが見える。
ここで一気に穂先に登れば良かったのだが、小屋で出された弁当を食べ、少し休憩。
結果的にこれが失敗。この後、ガスが掛かり始める。
慌てて登ったが間に合わず、2年振りの槍ヶ岳山頂は、2年前同様、展望はあまり無い。
とは言え、まずは、めでたしめでたし。
ここから、大喰岳、中岳、南岳を越えて、天空の散歩を満喫する計画だったが、
生憎の天候で、眺望はほとんど無く、
高山植物を愛でながら、ひたすら歩みを進める。
その代わりのご褒美だろうか、雷鳥の親子が顔を出してくれた。ヒナが4~5羽いた。
14:45、南岳小屋に到着。
明日は、いよいよ大キレットに挑む。
【8月13日】
6:00、小屋傍の獅子鼻岩展望台から、大キレット越しに北穂高岳とご対面。
身が引き締まる。
スタートして間もなく、右手には、朝日を浴びる笠ヶ岳。
どっしりした山容が好きな山である。
いよいよ下降開始。鎖やハシゴで、一気に数百メートルを下る。
陰影が切り立った稜線を際立たせる。滝谷も大迫力。
長谷川ピークに到着。休憩などする場所はないが、
この先が渋滞していたので、待つ間に記念撮影。
「A沢のコル」方向。当然ながら、皆さん、慎重に下って行く。
振り返ると、長谷川ピーク越しに南岳が聳える。
いよいよ、飛騨泣き。大キレットの核心部。
ここを越えれば、あとはひたすら登るだけ。
10:15、北穂高岳山頂に到着。
北穂高小屋から槍ヶ岳を眺めて感慨に耽るつもりだったが、
振り返れば、一面のガス、、、
体力があれば、涸沢岳、穂高岳山荘経由で下ろうと思っていたのだが、
とてもその余裕はなく、南稜ルートで涸沢に下り、
13:00に、本日のお宿、涸沢ヒュッテに到着。
テラスで穂高の山並みを眺めながら味わう
生ビールとおでんは最高の贅沢だ!
と意気込んで売店に駆け込むも、
何と、この時間にして生ビールは売り切れ。
しかも、おでんは、がんもどき1個と糸こんにゃくしか
残っていないという。
空いた口がふさがらないとはこのことか。
それでも、ここで過ごす午後は、至福のひと時。
これがあるから、また涸沢に来たくなる。
【8月14日】
7:00ヒュッテを出発し、上高地からバスと電車を乗り継ぎ、
19:30に自宅に帰還。
キレット通過は好天気で良かったですね!生ビール無しは、ちょっと辛いです~!
足は完全復調ですね!
Kenさん、お帰りなさい~
北穂高岳山頂に到着する前の大キレット、ネーミングされてるんですね!!
こわい、こわい。 ガスってるし・・・。
ブログ読んだら喉が渇いてしまいました~。ご無事でなにより。
槍・穂高縦走大キレット越え、おめでとうございます(^^)/
大キレット、実はまだ行ったことないんです。
やっぱり、岩場はいいですね♪
しかし、白ペンキで「Hピーク」って…。
変態の極み?(笑)
やはし人が多そうですが、写真を見ると一度は夏の槍・穂高に行きたいと改めて思えました( ´∀`)
大キレットは緊張の連続で、三点支持を確認しながら進みました。
筋肉痛はありますが、お陰さまでアキレス腱は大丈夫です。
今年の目標が「大キレット」と「剱岳」でしたので、半分達成です。
本当は、元気と天気次第では、今晩の夜行バスで剱岳に行くつもりでしたが、さすがに無理があり、断念しました。
剱岳は来年挑戦します!
そうです。
Hピークです。思わず、笑ってしまいました。
今年も槍穂、いけなそう。
アルピニストどころか、登山客にすらなっとらんわ。
天気予報がいまいちだった中、核心部では視界が良かったんですね(^_^)
自分も憧れのルートですが、まずは槍と穂高の単品をクリアするとします。
お疲れさまでした。天気もそこそこ恵まれいいですね。
北アルプスは果敢にアタックよりもマッタリと山を眺めるのがいいですね。
また、涸沢に行きたくなりました。