残雪の平標山・三国山

◼️日程:2021年4月3日(金)-4月4日(日)
◼️場所:元橋~(平元新道)平標山の家~(往復)平標山(小屋泊)~三角山~三国山~三国峠~(越後側)登山口
◼️メンバー:maru(単)
<行程>
4/3(土)曇り
 JR越後湯沢駅から、かぐらスキ-場へ向かうスキ-ヤ-で混む路線バスで「平標登山口」バス停へ、数人降りる。
 09:10発、平元新道登山口までの林道はトレッキングシュ-ズで、靴・板は担ぐ。登り始めて少し、雪深く兼用靴に替えるがそれほど沈まない。独りハアハアゼエゼエ、気兼ねなく息できることが、こんなに楽しいことだったか。平標山の家着11::50。登山者数名。 今回は小屋(冬季避難用)泊とする。雪が溶け随分と高くなっている2階入口への鉄梯子を上る、荷物を中に入れ、軽装で板を担ぎ平標へ向かう、上部は霧で見えない。
 登り始めて霧は更に濃く、風、山頂は雪は無し、寒いというではないが展望まったくない、数名、14:00。ヤカイ沢を下るというボーダ-は、今日の予報では晴れのはず、とぼやいている。
 長居する余裕はなく、板(テック)をセットし早速に下り始めるが、数メ-トルほどの視界、怖くて滑れない。タ-ン1回して停まり、方向確認、何とも情けない。小屋の少し上でようやく少し滑れたくらい。
 小屋の外にテント1張あるが、小屋泊は自分のみ、室内は広く整然、トイレきれいで快適。小屋の外の水場では水も取れる。  
窮屈な街を逃れて平標 呼吸(いき)することの楽しさに満ち
4/4(日)晴れ、曇り
 夜の強風は朝には治まっている、外に出ると高曇りの下に平標がよく見え、昨日「滑った」斜面がおいでをしている。今登れば気持ちよく滑れるのにと思いつつ、三国山へ向け06:10発。
 三角山(大源太山)、三国山への稜線は夏道だが、殆どはまだ雪の下、一部ササ藪、担ぐスキ-板を枝にかけるが、ほぼ雪を拾ってツボ足で行ける。三国山の南側を滑れないだろうかとの期待もあったが、雪は殆ど消え、ガラ場の木道は夏のようだ。三国峠に着き、この登山の守護に感謝、越後側へ下る。
 平標小屋上の僅か10分ほどのスキ-滑降、10時間程板(靴)担いで歩く、「山スキ-」はときにこんなもの。
 峠からの旧三国街道、広い道幅、落葉樹のこの時期は明るい。登山口でトレッキングシュ-ズに履き替え、17号線を浅貝まで歩く、10:50着。
  
古(いにしえ)の三国峠を越し人の 覚悟の思いを風に聞く
①平元新道登山口
平元新道登山口
(少し上で雪深く兼用靴に履替える、板は担ぐものです)
②平標小屋
平標山の家/冬季避難室泊
(山の上部は濃いガス、シールを濡らすと面倒で、板担ぎツボ足で平標へ) 
③平標山頂
平標山
(「・・やま」と呼ぶ人を知らない、tairappyouです、私はここで生まれました)
④濃霧の平標南面
平標「滑降」
(1回タ-ンしたら方向確認、先が見えず怖くて滑れない)
⑤朝の平標
微風の朝の穏やかな平標
(夜半は強風でした、よくある山の出来事)
⑥平標(左)・仙の倉(右)
小屋から南下し振り返る
(平標/左・仙ノ倉/右、この間の沢を滑ってみたい)
⑦三角山
三角山/大源太山
(ときにササ藪がめんどい)
⑧三国山(左奥)
三国山へ続く稜線
(残雪を拾いツボ足で進む)
⑨三国峠(右手前)と上信国境
三国山から
(右下に三国峠、遠方上信国境、待っててね近いうちに行くからね)
⑩三国山南面
三国山南面
(この斜面を滑れないかとここまで板担いできたのに)
⑪三国峠
三国峠
(古から多の偉人が越えた峠を凡人はこっそりと/左の碑にはその偉人達の名前が)
⑫旧三国街道
旧三国街道/越後側
(この街道の特にこの時期、ここを歩くだけでも充分)

3 thoughts on “残雪の平標山・三国山

  1. うーさん says:

    マルさんのぶつぶつ独り言ぼやきが聞こえる山行記でございますなー
    チカラの抜け感が魂を揺さぶります。

  2. imarin says:

    ふふふ、そうなるだろうと思ってました。でも、担ぐために軽い板&ビンディングにしたんですもんね(^^) 目的達成!

  3. kitchan says:

    残念でしたね。
    でも、、たくさん歩いて充実してるようで、いいですね。
    ここ数年滑ってないな。
    来年あたりは滑りたいな。
    その時は一緒に行きましょう!

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