前日光禅頂行者道:細尾峠-地蔵岳-行者岳-古峰ヶ原湿原
9月28日(土)
ユーレイ単独
前日までは丹沢主稜に行くつもりが、朝起きて急に気が変わって以前行ったことのある前日光の禅頂行者道に変更。来月になると紅葉シーズンによる交通機関の混雑が予想され、ならば今でしょと言うことで。
日光湯元行きバスを細尾峠入り口で下車。時間は10時。
バス停でタイムスタンプ代わりに撮った写真を改めて見ると、稜線の右側の鞍部がとりあえずのゴールであり登山道の入り口の細尾峠。
庭いじりをしていたおばさんに旧道の確認をしたら、猿がよく出没するから注意しなさいねと言われた。但しクマは出ないと。
細尾のおばさん、ありがとう。クマが出なきゃ何処だって行けるさ。
忘れていた山行届けをメールしつつテクテク旧道歩き。。
90分と踏んでいた細尾峠までの道のりは、九十九折が嫌らしく、なかなか辿り着かない。いい加減飽きてきて、単独行の特権である「嫌になったらさっさ撤退」(これが実によくある)を行使しようかと思った矢先峠に着いてしまった。
もう12時だし本気で引き返そうかと思ったけど、歴史ある行者道に失礼だしせっかくここまでから行こうかという最低限のモチベーションが足を前に進めました。
細尾峠
ここからは細尾根と急登で12時35分に薬師岳着。バックは男体山ですが靄で見えません。
こちらは同じ場所から日光鳴虫山。
薬師岳を過ぎた所で本日一人目と行き違う。細尾峠に車が2台止めてあったので夕日岳や地蔵岳のピストン組でしょうか。
13時30分に夕日岳の分岐である三ツ目に着いた。古峰ヶ原湿原まで行きたいので夕日岳はパス。
平坦な道のりを15分で地蔵岳。13時45分。
ここからはコースタイムだと湿原まで3時間強、17時頃着か。歩きのペースは良いしもっと早く着けると判断し湿原を目指すことに。途中この日二人目で最後のハイカーを追い越す。
行者岳は15時12分着。
行者沼
行者沼の手前からの林道を下ると古峰ヶ原湿原にたどり着くはずなので、そのまま進んだら見たことの無い立派な道路が現れた。過去の記憶が吹っ飛び、いったい何所に来たんだろうと少しうろたえてしまった。ここで初めてコンパスを取り出して周りの地形と照らし合わせると、間違いなく湿原の近くなので注意深く回りを見ると道路の下に建物が見えた。湿原を見下ろすように鹿沼と足尾を結ぶ道路が出来ていたのだ。状況が理解できたので鹿沼寄りに少し戻り無事湿原に着いた。
8年ぶり7回目の古峰ヶ原湿原は、相変わらず地味でぱっとしなかった。末期の湿原で乾燥が進んでいる。
時間は16時前、帰りは古峯神社バス停から東武の新鹿沼へ。
細尾入り口バス停(10:00)-細尾峠(11:55)-地蔵岳(12:35)-三ツ目(13:30)-ハガタテ平(14:00)-行者岳(15:12)-古峰ヶ原湿原(15:50)-古峰原神社バス停(16:50)
おまけ
さっさと帰りたかったので、奮発してスペーシアに乗るつもりでいたら見たことの無い電車が来ました。入り口でアテンダントに迎えられた車内は豪華3列シート。
展望席もあったりしてこれで特急料金は北千住まで1200円(内訳:速度100円、設備100円、アテンダント1000円)
煩悩は解消できたのでしょうか
スペーシアの姉ちゃんの一文で無理そうだった気がする。
解消しません。
行者の道も怪しいもんだね。
私の煩悩は108つもないですが、「酒」への執着だけで108を越えていると思います(^^ゞ 不飲酒戒だけは守れないかも・・・
imarinさんは絶対無理と思うが
ユーレイさんは単独行時に酒持ってくの?
酒なし煩悩解消目的のストイックな山行も面白そうだ。
そうですね。山に行くとき酒は、、、、って。
二人とも、山行記録より小ネタの煩悩に反応するほうがよっぽど煩悩じゃないかしら(笑)。